産廃許可は運搬ルートにある全ての県で必要
産廃収集運搬業許可は、廃棄物を積み込む場所(排出元の県)と積み下ろす場所(処分先の県)の両方で取得が必要です。たとえば愛知県で廃棄物を積んで岐阜県の処分場に運ぶ場合、愛知県と岐阜県の両方の許可が必要になります。
事業エリアが広い会社ほど、複数県の許可を持っていないと仕事の範囲が限られてしまいます。許可が必要な県を把握した上で、まとめて申請を進めるのが効率的です。
複数県の申請は同時にできる?
はい、複数県に同時申請することが可能です。1県ずつ順番に取得する必要はないので、必要な県をまとめて申請することで時間を節約できます。
申請手数料はいくらかかる?
申請手数料は全国一律です。愛知・岐阜・三重など、どの都道府県に申請しても金額は同じです。
| 申請種別 | 手数料(1県あたり) |
|---|---|
| 新規申請(産業廃棄物) | 81,000円 |
| 更新申請(産業廃棄物) | 73,000円 |
たとえば愛知・岐阜・三重の東海3県すべてで新規申請する場合、手数料だけで243,000円かかります。事前に必要な県を整理しておくことが大切です。
末吉行政書士事務所の代行料金
| 申請種別 | 報酬額 |
|---|---|
| 新規申請(1県目) | 92,000円〜 |
| 新規申請(2県目以降) | 65,000円〜/県 |
| 更新申請(1県目) | 75,000円〜 |
| 更新申請(2県目以降) | 65,000円〜/県 |
複数県をまとめてご依頼いただくと、2県目以降は報酬が割安になります。
複数県申請で特に注意すること
県ごとに書類の様式が微妙に違う
申請手数料は全国一律ですが、書類の様式や細かい記載ルールは県ごとに異なります。「他の県では通ったのに、この県では差し戻された」ということが起こりやすいのが複数県申請の難しいところです。各県の様式をしっかり確認した上で書類を作成することが重要です。
全県で内容を一致させることが大切
複数県に申請する場合、会社情報や車両情報などの記載内容は全県で統一する必要があります。1つの書類にミスがあると、そのミスが複数県すべての申請に影響してしまいます。書類を作成したら、全県分を横並びにして内容が一致しているか確認する作業が欠かせません。
更新時期がずれる場合がある
複数県の許可を異なる時期に取得した場合、それぞれの更新期限がずれます。更新漏れを防ぐために、どの県の許可がいつ切れるかを一覧で管理しておくことをおすすめします。
東海3県(愛知・岐阜・三重)の費用シミュレーション
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 申請手数料(3県分) | 243,000円 |
| 末吉事務所報酬(1県目92,000円+2県目以降65,000円×2) | 222,000円〜 |
| 講習会費用(新規・オンライン) | 27,500円〜 |
| 合計目安 | 約492,500円〜 |
費用は大きくなりますが、複数県の許可があれば事業エリアが広がり、受けられる仕事の幅も大きく広がります。
まとめ
産廃収集運搬業許可は、廃棄物を運ぶルートにある全ての都道府県で取得が必要です。複数県への同時申請が可能なので、必要な県をまとめて申請するのが効率的です。ただし県ごとに書類の様式が異なり、内容の統一管理が重要になるため、複数県の申請は特に行政書士への依頼をおすすめします。まずはどの県の許可が必要かご相談ください。